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~やすらぎを求めて~TOMO。

~やすらぎを求めて~TOMO。

ジュリーに捧げる詩

あなたでよかった

それは突然だった
  
  青い鳥が私の心に灯かりをともしてくれた  10才の時。
  心の宇宙が広がった瞬間 奇跡の出会い

  
むさぼるように聴いたあなたの歌
   
  「強くなって。淋しいのは君だけじゃない。」
  あなたがそう囁いているようだった
  悲しくなると あなたの歌を聴いた  15の時。

嘆きの人生なんてまっぴら

   涙は捨てよう 戻れない道なら 前に進むだけ
   あなたへの愛が確信に変わる  18の時。

桜舞う頃 恋におちて・・・ 

   妻となり 母となり 時は過ぎてゆく
   いつ どんな時も 
   ふと顔をあげると あなたが見える  25才の時。


時は過ぎ いつしか あなたを探さなければ会えなくなってしまった

   夢見る時間が過ぎたら 人は 夢の街から 旅立たなくてはいけないのか
   私はまるで 夜の都会に放り出された迷子のよう・・・
   あなたのいない世界では生きられない
   さよならなんて嫌だよ

「扉をあけて 見てごらん 私はここにいる」

   あなたの声がした 32才の時。
   夢のつづきの扉は たしかにあった
   まだ見たこともない美しい「ひかり」が見える

遠くに聴こえるファンファーレの音が 少しずつ大きくなる

   かすかに見えるのは 群衆だろうか
   来タルベキ素敵な その「時」が 確実に一歩ずつ近づいてくる
   今このときめきを 抑えられようか・・・

青い鳥が ともしてくれた灯かりは 時を越え 今も私の胸にある

   ・・・あなたでよかった・・・ 
   今私は祈る つづくシアワセよ 永遠に・・・


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